WEBサイトは運営していかないと意味がないー保守ってなにするの?ー

WEBを作って、お客様に納品してプロジェクト終了という事もあるのですが、

やはりWEBサイトは、「運営していく事」がメインであり、

それがWEBサイトの存在する意味でもあります。

 

さらに、WEBサイトが事業やそのモノやコトに貢献する為には、

常にメンテナンスや、サイトの改善をしていく事が重要なんです。

 

目まぐるしく進んでいく、技術の進歩の中で、

恩恵を受けつつ、それについていくという事も課題になります。

 

そういった事もあり、弊社では月額でお受けする「保守」に力を入れる事にしました。

この記事では、保守ってどんな事をしているのかをお伝えできたらいいなと思います。

まずはバックアップ

WEBサイトを入れているサーバーもモノなので、永遠に壊れないという事はありません。

我々も人間なので人為的なミスがあるかもしれません。

いきなりデータが破損したり、壊れたり…

 

こんな時の為に、WEBサイトをすぐ復旧できるように

バックアップをとっておきます。

1日で記事を沢山更新するサイトは、

必ず1日1回はWEBサイトを丸ごとコピーして保存しておきます。

ここはサーバー屋さんにお願いする事も多いです。

 

3つ前までバックアップを保存しておく場合は、

3世代残すなんて言います。

 

記事や何かを投稿して更新が無いサイトは週一回もしくは、

ソースの更新などがあったときにバックアップを取ります。

スクリプト言語(PHPなど)のバージョンをアップする

言語自体も進化しており、いくつものバージョンを持っています。

開発当時は最新で構築しても、1年、2年経ったらどうでしょう?

当時は最新だったものが、もう古いバージョンになってしまいます。

iphoneもWindowsも年数がたったものより、新しい方が性能がいいですよね。

これと同じで、セキュリティや性能がどんどんアップしていきます。

こうなった時に、バージョンアップの対応が必要になってきます。

 

レンタルサーバーではとても簡単に切り替えれるので大変助かっていますが、

性能がアップする事によって、エラーが出てしまったり、

非推奨になったコードなどを改修する必要があります。

 

本番環境でさくっと対応できるものではないので、

開発環境から初めて、検証していくという流れになります。

慎重に行う作業でもあります。

UIを改善していく

これはご提案も含めて、常に行っていくものです。

ガラケー時代はカタカナは半角で作っていた記憶があります。

ただ今、スマートフォンで半角のカタカナって読みづらいですよね。

 

逆に、ガラケーではページのサイズを気にしていましたが、

今は読みやすくする為に画像を入れ込んでみたりもできます。

(サイズを気にしないわけではないです)

 

こんな風に、時代やターゲットに合わせてUIも変化していく必要があります。

ガラッと大きくリニューアルが必要な場合もありますが、

小さく細かい箇所を改善していくという事もできます。

 

ボタンは角丸にした方が、ボタンとして分かりやすいかな。なんて。

デザインも猛スピードでトレンドが変わっていくので、

このような改善は必須だと考えています。

新しいタグを入れたり、差し替えたり

これも時代やターゲット、やりたい事に合わせて、対応する必要があるものです。

また、外部のサービスと連動したりしている場合も、

本体に合わせて変更する事もあります。

例えば、OGPタグや、Google Analyticsのタグや、

構造化データに対応するなどです。

コードを整理したりする

上記で記載した、バージョンアップや、新しいタグなどにも多少関わりますが、

より効率的で、きれいなコードに整理したりします。

 

きれいなコードって意味あるの外に見えないのに?と思われるかもしれませんが、

すごく重要で、出来の良し悪しはここで決まるとも個人的には思っています。

理由はシンプルで、ミスを極力減らす事です。

表のページではほぼほぼ分からないので、一体なにしたの?必要なの?と

感じるかもしれませんが、

読み込み速度にも影響しますので、とても大事な作業です。

不具合を改修する

大きなサイトになればなるほど、細かな改善はやっぱり出てきます。

また、こっちの動きの方が自然だな、とか、

ログ見ると….これは直さなきゃとかあったりします。

そういったのをメンテナンスとして対応していきます。

ご相談にのる

保守でくくると、カテゴリが異なるかもしれませんが、

小さな事でも、ご相談頂いて解決のお手伝いをします。

実はこれが、月額で保守をお受けする最大の「よいところ」なのではないかと思います。

 

WEB制作を頂き、納品して、さよなら。

というのは、いい形ではないのではないかと。

 

基本的に、納品後プロジェクト終了の場合は、

一ヶ月ほどお問い合わせや修正等のご対応はさせて頂くのですが、

正直なところ、それ以上は体力的にお受けできない事がほとんどです。

 

保守をさせて頂き、常につながりを持たせていただく事で、

お気軽にご相談を受けれるようにしております。

 

最後に

 

最後まで見届けたい、手入れをしたいというのが弊社の気持ちです。

また、一緒にWEBサイトを育てたいという気持ちも強くもっています。

 

ただ、やはり「月額」というワードになりますと、

何か作業を頼まないと損している気がする、

今月何もしていないのに支払うなんておかしい、

などなど、ご理解頂けないことも重々承知です。

 

そこで、私たちは何をしているか分かるようにしようと試行錯誤中です。

また、保守という枠を超えて、WEBサイトを成長させるという事も課題にしています。

 

保守は「正常に稼働させる」事が第一なので、

見た目は変わらない事がほとんどです。

 

ただ、忘れないで頂きたいのが、

WEBサイトを一番大事にしているのはお客様だという事。

つまり、私たちはそのお客様の気持ちの通り、

最終的な目標に向けての道のりに参加させて頂いているのです。

 

大事なWEBサイトを、大事に育てていくお手伝いをしたいのです。

その為に、最後までお付き合いさせて頂けるのがとても嬉しいと思っております。

 

保守の内容をいろいろ書きましたが、

ニーズに合わせれるように、プランを作ろうかと検討中です。

もちろん、既に稼働しているWEBサイトの保守を承る事もできますので、

お気軽にご相談ください。

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